大人の男性にあこがれる男子学生、若手社会人のみなさま、こんにちは。
30代なかばに差し掛かっても大人の男にあこがれ続けている、KTime(@KTime888) です。
キャッシュレス化が進み現金の使用が少なくなってきましたね。
あまり使う頻度の高くない小銭やお札のために分厚く大きい財布を持ち歩いていないでしょうか。
僕は4年前に二つ折り財布から「大人な感じ」がしてなかなか手が出ていなかったマネークリップへ変え、名刺入れも合わせて一新しました。
約8年前から使っているパスケースとともに、本記事では大好きなGANZOの「シンブライドルレザー」シリーズを実使用エイジングとともに、ご紹介したいと思います。
20代前半のころの自分に「早くコレ買った方がいいよ」と伝えたい気持ちで書いていきます。
公式楽天市場ショップAJIOKAがありますので、ぜひそちらからお買い求めください!
いろいろなポイントで解説しているので、好きなところへ目次からジャンプしてください!
GANZOというブランド
GANZOは株式会社AJIOKAによる日本で最高級メンズ向け革製品・革財布ブランドです。
日本の職人による、妥協のない細やかな仕上げを特徴としています。
東京表参道にある本店のほか、東京では銀座・六本木、大阪の合計4つの店舗を構えています。
加えて百貨店などでも取り扱いがあります。
創業100年以上 Made in Japan 日本の職人のこだわりと魂
GANZOブランドを運営する株式会社AJIOKAの歴史は古く「味岡順太郎商店」として、大正6年・1917年に創業。創業から既に100年以上経過する老舗です。
自社ブランドとして
- GANZO
- AIRLIST
- COTONE
- EPOI
- FICO
を持っている有名な革製品メーカーです。
GANZOブランドは1999年に立ち上げられ、ここまで販売を継続されています。
(画像引用:公式サイトより)
革は固くなければ強度が出ず、固いと加工が難しいものです。
ロウ引き、なめし、裁断、磨き、縫製など様々な工程を経て仕上げられる革製品。
随所に職人のこだわりや魂を感じ取らずにはいられません。
“時を重ねるほどに、輝くもの”
革製品の大きな魅力のひとつはエイジング、つまり経年変化を楽しむことです。
GANZOのブランド公式サイトCONCEPTのページにこのような記載があります。
時を重ねるほどに、輝くもの。
GANZOは、あなたの手によって”世界最高”の完成品となる。
GANZO公式サイトCONCEPTより
手の脂や衣類とのこすれ、中に入れるお札やカード、扱ったときの小傷やシワなど、使い込んできた歴史とともに「表情」として現れてくる味わいが魅力的で唯一無二のものになっていく。
「完成品」にするのは使い手だというのがおもしろいところです。
そのためには長年タフな使用にも耐えうる細部にわたる綿密な仕上げ、製造工程の妥協のないこだわりが必要ですね。
シンブライドルレザーの魅力
ブライドルレザーは14世紀に英国で生まれた、馬具(鞍や手綱など)に使われた革だそうです。
- 雨が多い英国の気候
- 馬の汗や唾液などにさらされる過酷な使用環境
- 馬の力に耐えうる強度
こういった条件から、
「革表面だけにオイルを塗りこみしなやかに、かつ皮下繊維はそのままに強度を保つ」
「ロウ引きすることによって雨や汗などに対する防水加工の役割を」
という特徴が生まれました。
ブライドルレザーとは… エイジングを楽しむ
GANZOのブライドルレザーは英国J&E セジュイック社製。コードバンと並び代表的な素材です。
ブライドルレザーの製造工程がこちらの動画で見れました。伝統的な製法を守り続ける希少な素材メーカーのようです。
過去に別のブライドルレザーも使ったことがあるそうですが、納得いかずに廃盤になったとのこと。
GANZOの素材へのこだわりが感じられます。
新品のブライドルレザーには「ブルーム」と呼ばれる白い粉が表面にサラサラとついています。
革に丹念に幾度となく塗り込まれたロウの成分が表面に出てきたもの。
これが使っていくうちに取れていき、光沢感・色味の変化が出てきます。
(画像引用:公式サイトより)
同じダークブラウンカラーでも使い込みエイジングを重ねたことによって、かなり脂やこすれにより濃い色に変わってきています。
ほとんどカバンに入れたままで使っていない名刺入れはまだブラウンカラーの赤みが目立ちます。
マネークリップも約4年持ち歩いて使い込んで、パスケースと同じような色味になり、カードの角部分がいいシワになっています。
加えてブライドルレザーのありがたいのは、もともとオイルやワックスが入っており、頻繫にケアをする手間がかからずツヤ・しっとりとした風合いが出ることです。
高級品なのにデリケートじゃないのは、忙しい仕事に追われていると助かりますね。
GANZOのブライドルレザー “thin(薄い)”
シンブライドルレザーのシンとは”thin(薄い)”ということ。
薄くしすぎるとブライドルレザーの良さである質感や耐久性を消してしまう。
スリムな使いやすさと風合い、強度のバランスを実現しています。
イタリア製ヌメ革ミネルバ・ボックスの内装が味になる
表面のブライドルレザーだけでなく、内装にもこだわりの素材、イタリアフィレンツェのバダラッシィ・カルロ社製のミネルバ・ボックスというヌメを採用。
時間と手間がかかりすぎることで衰退していた、化学薬品を使わず植物タンニンなめしによる伝統的製法のバケッタ製法にこだわっているタンナーだそうです。
このナチュラルなカラーと美しいシボの表情が味のあるエイジングを実現し、箔押しのブランドロゴ、made in Japanとともに育っていく楽しみを搔き立てます。
シンブライドルレザー マネークリップ レビュー
シンブライドルレザーの特長をとにかく活かしたなと思うのがマネークリップ。
ジーンズの前ポケットに入る薄さ、手に馴染む風合い、上部な縫製…どれも秀逸の仕上がりです。
厚みわずか5mm かさばらずポケットに入るサイズ感
とにかく薄いので、カードを入れてもサクッと持ち歩けます。
このマネークリップを使い始める前は二つ折り財布をヒップポケットに入れていたので、座るとお尻が痛く、骨盤が曲がりがちでしたがスッキリ座れるようになりました。
5枚のカードポケットとちょうどいいフラップ
5枚あるカードポケットはちょうどいい数です。
- キャッシュカード
- クレジットカード
- 免許証
- 保険証
- 病院や美容院の薄いカード類
と分けて入れています。
美しいゴールドのクリップ
お札を止めておくゴールドのクリップがまた美しく、ダークブラウンの表面革とのコントラストにも、内装のヌメ革にも映えます。
シンブライドルレザー パスケース レビュー
パスケースは特に内装のエイジングがいい具合に進みました。
薄いから7枚のカードポケットも使いこなせる 取り出しやすい工夫満載
シンブライドルレザー自体が薄いので、表・内装合わせて7枚もカードが入るポケットがあるのにスリムに持ち歩けます。
ポケットの形も工夫されていて、真ん中の口に入れやすく・出しやすい絶妙な革の貼り方をしてくれています。
定期券や切符などパッと見せたいものは左側のくりぬかれたスペースに入れれば取り出さなくても見せれます。
シンブライドルレザー 名刺入れ レビュー
正直なところ、僕の職業柄、社内との仕事が多く名刺交換をする機会は年1回あるかないか、です。
おかげで幸か不幸か名刺入れはほとんど未使用レベルでエイジングが進んでいません。
とはいえ使いやすく大容量なので自信を持ってオススメできます。
約35枚収納可能なメインポケット
ほぼ新品時のミネルバ・ボックスの見栄えです。
自分の名刺を出しやすく、相手の名刺をしまいやすい上下のサブポケット
複数名で一気にやる名刺交換はいまだに緊張しますが、きれいな所作でやりたいところ…。
サブポケットが使いやすく配置されているので、いったん入れたり、留めておいたりもしやすくなっています。
メインポケット側には自分の名刺の日本語面を表に収納し、上側のポケットには英語面を表にしています。
GANZO エイジングを楽しむ革 シンブライドルレザー レビューまとめ
いかがでしたでしょうか?
GANZOのシンブライドルレザー革製品のポイントをおさらいします。
とにかく質感が素晴らしい素材なので、ぜひ直営店や全国の百貨店で実物を見てみてください!
そして下記のリンクから楽天市場のAJIOKAでポイントをゲットして買うのが一番だと思います!笑
ぜひ一緒にエイジング、経年変化を楽しみましょう!
KTime(@KTime888)でした!
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