去年から在宅勤務がかなり増え、出社したとしてもMicrosoft Teamsでの会議がほとんどになった弊社。
人によって音質が違いすぎてけっこう聞き取りにくいことがあり、ストレスになることが多いKTime(@KTime888)です。
せめて自分だけでも聞き取りやすいようにと思い、有線イヤホンマイクでつないでいましたが、ひとつ問題が…。
「3~4つの会議が連続して数時間あると有線ではトイレに行けない…!」
けっこう聞いてるだけのときもあるので行こうと思えば行けるんですが、
「ふいに話を振られたらどうしよう…」と
なかなか踏み切れませんでした…。
そこで、
- 無線でも音質の良いマイク
- 1日中充電しないで会議し続けても大丈夫なタフな電池持ち
この2つを重視していろいろと探した結果、この「OPENCOMM」にたどり着きました!
(GREEN FUNDING販売ページより画像引用)
数か月使ってだいぶよくわかってきたのでレビューしてみたいと思います!
結論、狙い通り、
- 無線でも有線のような音質の良さ
- 1日中会議をしていても大丈夫な、最大16時間の通話に耐えうるタフな電池持ち
- 上司や家族から話しかけられても気付ける骨伝導の良さ
- マスクや眼鏡とも併用できるチタニウムイヤーフック、ヘッドバンド
と、大満足の商品でした!!
AfterShokzってどんなブランド?
2011年にアメリカ・ニューヨークで創業されたAfterShokz。
骨伝導技術を使ってヘッドホンやオーディオの開発製造を行っています。
もともと軍事用に開発された骨伝導技術だけあり、耳をふさがずに周囲の音を耳で聞きながらコミュニケーションをとったり音楽を聴いたりできます。
(「軍事用に開発された技術」って夢ありますよね…)
インイヤー型、カナル型などの従来のイヤホンに比べて全く違う音楽体験になります。
スポーツ用、ビジネス用、若年層向け・高齢者向けなど用途や顧客層を拡大し、現在日本でも骨伝導イヤホンとしてはシェアNo.1のリーディングカンパニーのようです。
骨伝導イヤホンってどんな感じ?
結論から言うと、心配していたのがもったいなかったほど全然問題なく聞き取りやすいものでした。
(公式サイトより画像引用)
音を耳から聞いているとき、空気の振動が鼓膜を伝わって内耳に伝わっています。
骨伝導技術では、ものを噛んだときの音が伝わるのと同じように、骨を通じて内耳へ伝わっているそうです。
TBS日曜劇場のTokyo MERでも使用されています。
(この鈴木亮平さんが付けているのが本製品OPENCOMMです)
OPENCOMM 商品のポイント
たくさんのテクノロジーが凝縮されている本製品OPENCOMMですが、デザインも美しくGOOD DESIGN AWARD2020を受賞しています。
それでは基本スペック、商品特徴を見ていきましょう。
基本スペック
公式スペック比較より。
(Amazonのページには第8世代骨伝導技術と書いてますがどちらが正しいのだろうか…)
OPENCOMM (本製品) | AEROPEX (音楽に最適) | OPENMOVE (エントリーモデル) | |
骨伝導技術 | 第7代 | 第7代 | 第7代 |
Bluetooth | 5.0 | 5.0 | 5.0 |
重さ | 33g | 26g | 29g |
防塵防水 | IP55 | IP67 | IP55 |
バッテリー駆動 | 約16時間 | 約8時間 | 約8時間 |
素材 | フルチタニウム | フルチタニウム | ヘッドバンド: チタニウム イヤーフック: ポリカーボネート |
マイク | ノイズキャンセリング・ブームマイク | デュアルマイク・ノイズ軽減 | デュアルマイク・ノイズ軽減 |
付属品はこちら。
ヘッドセット本体、キャリーケース、専用マグネット式充電ケーブル、説明書、保証書です。
ケースに入れるとこんな感じになります。
クイックガイドのようなものも説明書もすべて日本語で安心です。
また、2年の保証がついているので、タフな環境での使用も安心ですね。
カラーは写真のブラックに加え、スレートグレー、ライトグレーがあります。
骨伝導だから周囲の音、家族・上司・同僚の急な声掛けが聞こえる
中堅社員になると、ありがたいことに上司にも頼ってもらえ、後輩からは質問を受け…出社してデスクにいると不意に話しかけられてばかりです。
テレワークをしていても妻から話しかけられたり、猫から構えと要求されたり…。
Teamsでの会議中でも緊急な話に対応できる骨伝導イヤホンは理想的なデバイスでした。
(会議をしてない時でも音楽聴いたりしてリラックスできたり)
ノイズキャンセリング・ブームマイクが高音質
有線イヤホンマイクから買い替えて最大の不安がこのマイク音質でした。
(公式サイトより画像引用)
そんな懸念は全く不要。
OPENCOMMに搭載のDSP(デジタルシグナルプロセッサ)ノイズキャンセリングブームマイクにより、周囲の雑音は抑えて声にしっかりフォーカスしたクリアな音質で会議をできました。
写真のようにマイク先端と、途中の箇所に2つのマイクがついています。
周囲のメンバーに聞いてみても、有線イヤホンマイクよりもむしろよく聞こえたという感想をもらいました。
離して声を届けるときはこのように口の近くにマイクをセットし、
話さないときはこのように後ろへ回しておくことができます。
約270°も回転するので、時計の針でいうと口の近くの7時~後ろは3時ぐらいまで、というイメージです。
長時間の使用でも装着感が良い、疲れにくい マスク・眼鏡併用可
耳にかけるデザインなので、少し心配だったのは
- メガネ
- マスク
と一緒につけても痛くならないかな…ということです。
結論から言うと、僕は長時間使用でも全く問題なく大丈夫でした。
ツルツル・スベスベの本体表面ですし、干渉させなければ痛くもなりません。
帽子・ヘルメットなど様々な現場での使用を想定されているので、安心かと思います。
とはいえ、個人差はあると思いますのでメガネだけでも痛くなるような方はご注意ください!
長時間のバッテリー、素早い充電時間
Airpodsなど、完全ワイヤレスの独立したイヤホンと違い、バッテリー容量が大きく特にOPENCOMMは最大16時間の使用ができます。
満充電までの充電時間も約1時間と、お昼休みにちょっと充電するだけでOKですね。
また、「やばい…これから会議なのに充電するの忘れちゃってた…」というときも5分の充電で最大2時間の使用ができる緊急性も安心できるところです。
このOPENCOMMが急速充電に対応した初めてのAfterShokz製品です!!
期待していたより、残念だった点
…と、ここまで良いところばかり書いてきましたが、残念だったな…という点も少しあります。
音量を上げすぎると周囲にわりと聞こえる
想像していた骨伝導イヤホンは、骨に直接…というイメージから周囲への音漏れは全然ないと勝手に思っていました。
ただ、当たり前ですが振動させて音を発しているわけですから、それなりの音量へ上げると周囲にもわかるぐらいには音漏れ感があります。
これは、ちょっと過剰に期待しすぎていたので、ご注意ください!
充電ケーブルは専用磁石タイプ USB-Cなら最高だった
付属の専用マグネティック充電ポートは、水漏れ検知のアラートがあり、危険を知らせてくれる安心安全設計です。
このように、充電中はロゴの”O”のところが光り、カッコいいです!
ただし、欲を言えばこれが専用ポートではなくUSB-Cであったら最高でした。
僕は持っているデバイスをUSB-C端子に徹底的に集中させてUSB-C以外のケーブル撲滅運動をしているので、今後のモデルに期待です!
OPENCOMMかAeropexか
迷いどころは恐らくこのどちらのモデルか、ですね。
大きな違いはこの4つ!
- マイク:マイク重視ならOPENCOMM
- 充電の持ち:充電の持ちを重視ならOPENCOMM
- 防塵防水:防水重視ならIP67のAeropex
- 軽さ:26gと33gで非常に微妙な差ですが軽さ重視ならAeropex
ざっくりと…
- WEB会議用途であればOPENCOMM
- ジョギングなどスポーツしながら音楽を聴きたいならAeropex
でOKだと思います。
Aeropexはこちら↓です。
AfterShokz OPENCOMM レビューまとめ
・WEB会議の多い、かつ、リアル環境でも頻繫に話しかけられるビジネスパーソンに最適
・ワイヤレスなのにクリアなマイク音質
・快適な着け心地、耳の穴が痛くならない
・タフなバッテリー持続時間
もちろんプライベートでの音楽やスポーツ時にも使えます!
ぜひ日常の快適なテレワーク、リモートワークでの会議や、ジョギング中の音楽などに!
KTime(@KTime888)でした!
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